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8/31~9/1 岩手オフレポ

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岩手。

そこはかつて鬼が住まい、人々を恐怖と暴力によって統治、いや、支配する修羅の国であった。

だが、人々は解放を願い、神の力によって鬼を鎮め、恒久の平和を誓った地でもある。

封印の地、岩手。


その封印が 今 解き放たれようとしていた―――、






岩手の由来についてはまずこちらをご覧いただきたい


「鬼」とは。

人々に伝承される鬼とは、赤く燃え上がるような肌に猛々しい獣の角をもった怪力の妖怪として知られるが、
本物の「鬼」とは人間でありながら、怪物の如き豪腕を振るう悪漢の事を指す言葉である。

その修羅の名は「羅刹」。

かつて三ツ石の神と契約を交わし、人々の平穏を脅かす事無く過ごす事を制約(ギアス)に、生かされた鬼である。
幾千年の月日は流れ、我が神が再び眠りに付きし頃。
その男は覚醒し(めざめ)た。


その頃、八坂の神に見初められし勇者は異国より修羅の地へ降り立った。

名を「ちょ」。
姓を「ちょ」。

彼の男は、この地で何を得、そして何を失うのだろうか…。

○2013/09/10 … 一日目レポ完成



8月31日 12:22 盛岡駅

天気予報は雨だったが奇跡的にかろうじて曇りに止まり、お天気はまあまあ。

とりあえずちょちょがそろそろ着くというので電話をしてみる。

ぼく「もしもし、ちょちょさんですか」

ちょちょ「トイレ行きたい」

ぼく「いや、いいから」


制止を振り切りトイレに行った模様。
この強行にアナベルは既に怒髪天をつく状況。
早くもこのオフに陰りが見え始める。


ようやく出てきたひょろ長い男は4年ぶりとは言え大して成長していないちょちょそのものでした。
でも中身は15歳になったらしい。ほんとどうでもいい。

とりあえず荷物が多いのでホテルに預けに行く事に。
と、ここでとある事に気づきました、

ぼく「ちょちょ…そのTシャツ…」

ちょ「あ、これ?いいっしょ?いいっしょ?」(満面の笑み)


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ドギャーン



あな・ぼく「こ、こいつ…やりやがった!」

恥ずかしげもなくLOLTシャツを公衆の面前で着る勇気ッ!
お前の命がけの行動ッ! 僕は敬意を表するッ!!

まあこんなド田舎じゃ誰も元ネタに気づかないだろうからね…。

Amumuがいっしょうけんめい友達(人形)を作ってるっていうアナさんを意識した柄だそうです。
(※あなさんは友達が少ない)



さて、ホテルへ向かうわけですが東横インとだけ聞いてたので駅前スグの東横につれてったら
ここじゃねーよばーかwwwwwwwって言われたので、
テクテク歩いて違うほうの東横に移動するハメに。

その途中でちょちょからお土産を貰いました。
ぼくはなんか胡桃の入った餅のお菓子と善光寺の七味でしたが、あなさんのが違う様子。

あな「なんか…フィギュアはいってんすけど…」

ちょちょの粋な計らいでなんだか姫のなんだかバージョン(忘れたけどスク水バージョンもあるらしい)
のフィギュアが入っていたようです。
そっち欲しかった。

で、無事ホテルに荷物を置いて丁度お昼過ぎだしなんか食うかーってことで、
まず盛岡きたんだからここは「じゃじゃ麺」食ってもらおうって事に。

じゃじゃ麺とは、岩手、いや盛岡が誇る「三大麺」の1つであり、
盛岡人が愛してやまないソウルフードでもある。
うどんのような麺に肉味噌と刻んだキュウリを乗せ、さらに生姜やにんにく、ラー油といった
トッピングを混ぜて食べる究極の麺料理である。
その味付けの癖の強さから好みが分かれる食べ物でも有るが、
肉味噌とにんにくの絶妙なハーモニーと、
麺のもっちりとした食感とキュウリのシャキシャキ感が織り成す絶妙なハーモニー、
そしてお好みで生姜とラー油を加えることで味を十二分に楽しめるハーモニー感が最高の盛岡名物なのである。
さらに、食べ終わる頃に少しだけ肉味噌と生姜を残し、皿に卵を割ってかき混ぜ、
専用のスープを注ぐ事で頂ける「ちーたんたん」こそが真の名物とも言えるだろう。




さて、前置きが長くなりましたが、駅地下にあるじゃじゃ麺屋に入る異様な3人組。
エアコンも効いてないクソ熱い店内でクソ熱いじゃじゃ麺を食わされるという、
さっき遠方から来た人をもてなすには十分な環境で食べてもらう。

まあ、そんなにウケないだろうなと思ったら、ちょちょさんからは割といい評価をもらい、
しっかり「ちーたんたん」の儀も受けていたので、僕としても満足。

読者の皆さんにはこのへんでちょちょの外面の良さが大体お分かりいただけたであろうか。


ちなみに僕はというとちょちょのお土産のくるみ餅を歩いてる途中でバクバク食ったおかげでお腹いっぱいで
ちーたんたん食えませんでした。
ていうかアナさんも初めて食ったらしい。ころすぞ。


さて、とりあえず本日は盛岡から南下し、宮沢賢治の故郷である花巻へ、
アナさんの中古車で向かう事に。

なんで花巻かって言うと、ちょちょが「オレこう見えて文学少年だから」とか言い出したので
宮沢賢治記念館につれてってやることにしたのです。

花巻までの車中、ちょちょとアナさんが共に好きな曲を入れたCDを持ってきたようで、
普段歌謡曲なんて聴かないかもさんまじ空気。

でもこんな事もあろうかとちゃんと秘密兵器を用意してきた。

かも「僕もCDもってきたんすよ!」

ちょ「ほう、みせてみ?」

かも「はい!」

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Master of Epic のサントラ


ちょ「オウフwwwwwwwキwwタwwコwwwレwwwwwwww」

というわけで道中は眠くなりそうなイプスの音楽に揺られながら進んでゆくのでありました。
一番の盛り上がりどころはぴぎさんのテーマソングが流れたとこでしたかね。
だん!だん!だん!どぅどぅどぅwwwwwwww

宮沢賢治記念館は思ったよりなんもなくてしんみりしたアレでした。
オフでいくとこじゃないわ!
まあでもこういう機会でも無いと来ないからいい体験ではあった。

敷地が案外広くて森の中を歩いていく遊歩道みたいな場所があったんで
ぶらぶら散歩したり、年甲斐もなく坂道を走ってアホみたいに息切れして死にかけました。
っていうかもう強がってましたが実際の所足がガクガクきてました。アカン。


さて、花巻に来たからにはただで帰すわけにもいかないので
もう1つ名物を食らってもらおうと、花巻の老舗百貨店である「マルカンデパート」へ向かう事に。

創業57年を誇るいわゆる田舎の小型百貨店なのですが、
ここの6階にある大食堂が実は全国的にも有名であり、未だにメイド姿のウェイトレスさんが居る事でも知られているのです。
(ウェイトレスさんの年齢はご想像にお任せします)

メニューはまあフツーのファミレスみたいな感じでナポリタンとかハンバーグとかそういう系なのですが、
ココが有名になるもう1つの理由…それがソフトクリームである。

おいしいの?

ううん、ちがうの。ちょっと高いの。

え?おいしいわけでもないのに高いってクソじゃね?

ううん、ちがうの、そうじゃないの。




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こういう高さ


この圧倒的高さ! 怒涛の10段巻き!

しかし値段はこれで150円という驚きの安さ。


ちなみに箸を持っていますが、ここのソフトは箸で食うのが常識です。
一段づつ箸でつまんで食うのが作法です。

ところが、このにわか二人組が食うのが下手くそすぎて、
周りから箸でカンナのように削って食う愚行をしたおかげで、
最終的に表面がツンツルテンになってジェラート風になっておりました。

ちなみにあなさんが一緒にブルーハワイソーダーなるものを頼んでましたが、
飲んだあとのストローはおろかアナさんの舌まで真っ青に染まる程の着色力。
あまりにも恐ろしい光景だったため写真には収められませんでした。


このあと盛岡まで戻り、焼肉屋に行きちょちょに盛岡三大麺の2番手「冷麺」を食わせるもイマイチ。
ホルモン美味しかった。

ぴぎさん、前のオフで上カルビ食われたの忘れてないから。
よろしく。


食事(間食含め)の間隔があまりに短い故に腹苦しい一日でした。


さて、夜もふけて参りましたのでひっきりなしに「LOLやりたい、LOLやりたい、やらないとふぁーすとうぃんが」
とかうわ言のように話していたちょちょのために数年前の岩手オフで使ったネカフェにまたINしてみることに。

ちなみにこの時天気は土砂降り。滝のような雨でした。

しかしいざ着いてみると4年前のネカフェの面影はなく、あの頃とは状況(経営者)が変わっていた。

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なんということでしょう。
ペア席のPCがクソスペでした。つーか今時Pentium Dはないだろ…。

ちなみに写真のPCの前に写ってるドリンクはあなさんに「お茶持ってきて」と頼んだら来た物。
どうみても野菜ジュース(ウーロン茶混入)です。本当にありがとうございました。
また悲劇は繰り返されてしまった。

まあそんなわけで結局LOLは出来なかったのですが。
PS2が置いてあったのでドカポンしてました。くそげーでした。

その後はちょちょをホテルまで送り、帰ってARAMやって寝ました。






恐怖の2日目へ続く。

by kamone555 | 2013-09-04 21:47 | 日常